Message from the CEO
ファイメクス株式会社は、創薬の新規モダリティである標的タンパク質分解誘導剤を用いて、これまでUndruggableとされてきた標的に対する革新的な医薬品の創出を目指しています。
世界には、原因が判明しているにも関わらず治療薬が提供されていない疾患が数多く残されています。これらの疾患では原因となる分子が、既存の創薬技術では創薬が困難な標的“Undruggable Targets”と考えられ、大手製薬企業でさえも研究対象とすることに消極的でした。一方、新規モダリティである標的タンパク質分解誘導剤は、これら Undruggable Targetsを標的分子とすることが可能であり、近年、世界中で大きな注目を集めています。
私たちは、創業前から標的タンパク質分解誘導剤の技術に注目し、Undruggable Targetsの創薬研究を行ってきました。独自の知見や経験を蓄積するとともに、創業後には独自の標的タンパク質分解誘導剤の効率的な創薬プラットフォーム技術, RaPPIDS™(Rapid Protein Proteolysis Inducer Discovery System)を確立し、自社プログラムの推進と共同研究の獲得を行ってきました。
私たちは、自社独自の創薬プラットフォーム技術, RaPPIDS™を社内プロジェクトだけでなく、国内外の企業、研究機関との共同研究に活用することで、幅広い医薬品標的とアンメットメディカルニーズに対処し、世界中の患者さんと家族にとっての Life-saving medicine を提供して参ります。
代表取締役CEO