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2024.03.30

主席研究員 古久保 茂が19th Annual Drug Discovery Chemistryに登壇します

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ファイメクス株式会社(代表取締役:冨成祐介、所在地:神奈川県藤沢市、以下「当社」)は、2024 年 4 月 1 日から 4 日まで米国カリフォルニア州サンディエゴで開催される19th Annual Drug Discovery Chemistryにて古久保茂(ケミストリー、主席研究員)が口頭発表を行うことをお知らせいたします。本講演では、” Exploring Suitable E3 Ligase Binders for Discovery of Targeted Protein Degraders by Phenotypic-First Approach”と題し、効率的に多数の標的タンパク質分解誘導剤を合成、評価することを可能とする当社プラットフォーム技術RaPPIDS™を活用し、タンパク質分解活性を指標とする「Phenotypic-First Approach」による新規E3リガーゼを利用した標的タンパク質分解誘導剤の同定と経口投与剤としての最適化について紹介します。当該学会は、低分子、中分子化合物の創製、最適化に関連する幅広い領域をカバーし、世界最先端の研究者が集まる注目度の高いイベントです。 詳細は以下の  学会ウェブサイトをご覧ください。https://www.drugdiscoverychemistry.com/

【ファイメクス株式会社について】
ファイメクスは、タンパク質分解誘導を作用機序とした新規医薬品の研究開発を進める創薬ベンチャー企業です。独自のE3リガーゼ結合分子と創薬基盤技術「RaPPIDS™」を基に、これまで”undruggable (創薬困難)”とされてきたがん疾患に関連するタンパク質を標的とする複数のFirst-in-class新薬開発プログラムを進めています。当社は、RaPPIDS™を社内プロジェクトだけでなく、国内外の企業、研究機関との共同研究に利用することで、幅広い医薬品ターゲットとアンメットメディカルニーズに対処し、世界中の患者さんと家族にとっての Life-saving medicine を提供して参ります。詳細はホームページ https://www.fimecs.com/ をご覧ください。

【RaPPIDSTM について】
RaPPIDSTM (Rapid Protein Proteolysis Inducer Discovery System)は迅速にタンパク質分解誘導剤を創出するための創薬基盤技術です。当社独自のノウハウとDiversity Oriented Synthesis により、タンパク質分解誘導剤の構成要素である標的タンパク質結合分子、リンカー、およびE3リガーゼ結合分子の最適な組み合わせを迅速に探索評価することが可能です。さらに、RaPPIDSTMを応用することで、タンパク質分解誘導剤に利用可能な新規E3リガーゼ結合分子の探索を可能とし、より広範な標的タンパク質の分解が可能になるものと考えられます。

【本件に関するお問い合わせ先】
ファイメクス株式会社
神奈川県藤沢市村岡東二丁目26番地の1
E-mail:info@fimecs.com  Tel:0466-96-0261

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