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2024.09.25

京都大学と当社との共同研究成果について

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ファイメクス株式会社(代表取締役:冨成祐介、所在地:神奈川県藤沢市、以下「当社」) は、2019年8月より実施しております京都大学との共同研究の成果が、スイスMultidisciplinary Digital Publishing Institute (MDPI)社が発行するオープンアクセスの科学雑誌「Cells」誌に2024年9月19日に掲載されたことをお知らせします。

論文タイトル: α-Parvin Expression in Breast Cancer Tissues: Correlation with Clinical Parameters and Prognostic Significance
著者: Midori Takeda, Hiroaki Ito, Keisuke Kitahata, Sota Sato, Akira Nishide, Kanae Gamo, Shunsuke Managi, Tohru Tezuka, Akihiko Yoshizawa and Minsoo Kim
DOI: doi.org/10.3390/cells13181572

京都大学大学院医学研究科(金玟秀准教授)との共同研究の中では、RaPPIDSTMを活用してがんにかかわる研究を進めて参りました。本論文は、共同研究で着目したIntegrin-linked kinase (ILK)が複合体を形成するα-Parvinの乳がんにおける関連を調べたもので、疾患関連性を示す重要な研究成果となります。
研究の詳細につきましては、発表論文をご覧ください。

【ファイメクス社について】
ファイメクスは、タンパク質分解誘導を作用機序とした新規医薬品の研究開発を進める創薬ベンチャー企業です。独自のE3リガーゼ結合分子と創薬基盤技術「RaPPIDSTM」を基に、これまで “undruggable (創薬困難)” とされてきたがん疾患に関連するタンパク質を標的とする複数のFirst-in-class新薬開発プログラムを進めています。当社は、RaPPIDSTMを社内プロジェクトだけでなく、国内外の企業、研究機関との共同研究に利用することで、幅広い医薬品ターゲットとアンメットメディカルニーズに対処し、世界中の患者さんと家族にとってのLife-saving medicine を提供して参ります。
詳細はホームページhttps://www.fimecs.com/ をご覧ください。

【RaPPIDSTMについて】
RaPPIDSTM (Rapid Protein Proteolysis Inducer Discovery System) は迅速に標的タンパク質分解誘導剤を創出するための創薬基盤技術です。当社独自のノウハウとDiversity Oriented Synthesis により、標的タンパク質分解誘導剤の構成要素である標的タンパク質結合分子、リンカー、およびE3リガーゼ結合分子の最適な組み合わせを迅速に探索評価することが可能です。

【本件に関するお問い合わせ先】
ファイメクス株式会社
神奈川県藤沢市村岡東二丁目26番地の1
E-mail:info@fimecs.com  Tel:0466-96-0261

 

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